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2026-08-21臨時更新
栗東・西村真幸厩舎で舎飼されて、20日夕方にエコー検査を行いました。検査の結果、右前脚裏側の浅屈腱炎の再発が確認されて損傷率は46%でした。この結果を受けて関係者で協議した結果、現役続行を断念して近日中に現役登録を抹消し、ファンドを解散する事が決まりました。西村調教師は「ファントムシーフという馬は、2歳時から非常に高い素質を感じさせてくれました。2歳で初めて入厩した時から馬力が半端なくて、言葉は適当ではないかもしれませんが、ある意味、『怪物じみた馬』で、当時から暴れ馬としてトレセンでも有名でした。クラシック3冠に出走するなど、厩舎としても沢山の財産をもらいました。2024年春に右前脚浅屈腱炎を発症してしまい、その症状は決して軽くはなかったですが、ファントムシーフのポテンシャルは、そのまま諦めてしまうにはあまりに惜しく、クラブと牧場サイド、そして獣医と相談した結果、幹細胞移植手術を行うことになりました。長い休養を経て、先日復帰を果たしましたが、レース後、浅屈腱炎が再発してしまいました。非常に残念です。今回トレセンへ戻って来た時は、流石に大人しかったですが、追い切る毎に当時の片鱗を見せ始めていました。当時、担当の河野厩務員が引きずられながら歩いている姿が今でも懐かしく、目に焼き付いています。復帰戦となった先日の中京記念では、速い時計が出る馬場状態だったにせよ、2年10ヵ月振りの実戦という長いブランクがあった中でも、しっかり馬込みの中で競馬をしてきて、1分32秒台で走ってきたことを確認した時は、改めて本当にすごい馬だと思いました。騎乗した幸騎手も『ブランク明けだけに無理はしなかったけど、目一杯追ってたら最後は伸びていたかもしれない』と話していました。無事であれば大きなタイトルを手にすることも出来た馬だと、今でも思っています。本当に素晴らしい経験を、厩舎と私に残してくれて感謝しかありません。それだけに、このような結果となってしまったことは無念と言う他ありません」とのことです。2年10ヵ月に及ぶ長い治療の時間を頂戴しましたが、復帰して1戦でこのような事態となってしまいましたことをお詫び申し上げます。なお、今後は谷川牧場所有のプライベート種牡馬として、イーストスタッドで繋養される予定です。詳細につきましては、後日郵送する引退精算のご案内の書面内にて、改めてご報告いたします。これまでの長きにわたるご声援、誠にありがとうございました。この度のファンド解散に伴う精算は10月末の予定です。(8月20日臨時更新)
2026-08-19週報
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。16日のレース直後は脚元は変わりなかったものの、翌日から右前脚の裏側がモヤっとし始めて、19日現在、右前脚を触診すると嫌がる素振りを見せているため、近日中にエコー検査を行う予定です。西村調教師は「レースは無事に完走してくれましたし、幸騎手も無理はさせずに乗ってくれました。ただ、レース直後は脚元は変わりはなかったのでホッとしていましたが、月曜日になり右前脚の裏側がモヤっとし始めてしまい、その後は冷却治療を行って様子を見ていますが、今日になっても腫れが引かず、触ると反応も見せているので、正直言って、あまりいい状況ではないと思います。現在、エコー検査の予約を診療所にお願いしました。その結果次第ですが、覚悟はしておかないといけないかもしれません」とのことでした。
2026-08-16レース
中京7R 中京記念(GIII)(16着)
8月16日、中京競馬7R、3歳以上オープン・中京記念(GIII)・芝1600mに出走しました。馬体重は前走からプラス4キロの508キロ。若干出遅れ気味のスタートで行き脚がつかず、馬なりで進み後方から。道中は内ラチ沿いの後方4番手を追走して3コーナーへ向かい、徐々に促されながら4コーナーをまわり、位置をやや下げて後方3番手で直線へ向いて追われましたが、目立った伸びはなく、最後は無理には追わず入線して、レコード決着の勝馬から1秒8差の16着でした。
幸英明騎手 レース後コメント
「まず無事にレースを終えた事は良かったと思います。ゲートは問題なかったですし、これだけ間隔が空いているのと、芝1600mを考えるとフワフワしている感じはありましたが、ちゃんと走れていたと思います。レース後も歩様などは問題ありませんでした」西村真幸調教師 レース後コメント
「まだ油断は出来ませんが、まずは出走出来た事、そして無事に完走出来た事に安堵しています。まだレース直後なので何とも言えませんが、戻って来て歩様などいつも通りなのは良かったです。この後、トレセンへ戻った後も変わりなければ、次に繋がっていくと思います。まずはそうなってくれるようにと思います」2026-08-12週報
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。今週末の出走に向けて、12日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われて、55.2-39.2-24.8-12.2を終い重点に追われて計時し、併せた相手に遅れています。担当助手は「キャンター程度だけの日でも脚が浮腫むことがあったりしましたが、ようやくここまで辿り着けました。中間、動きはどんどん素軽くなっていますし流石の動きをしていますが、もう2年半以上競馬を走っていないので、長期ブランク明けの分、流石に割引は必要だと思います。まずは無事に出走出来るように、気を緩めずにゲートに入るまでしっかりと準備をしていきます」とのことです。16日中京、3歳以上オープン・中京記念(GIII)・芝1600mに幸英明騎手で登録を行う予定です。
2026-08-06木曜追切
6日に坂路にてミルコ・デムーロ騎手が跨って併せ馬で追い切りが行われて、51.9-37.5-24.4-12.2を一杯に追われて計時し、併せた相手に遅れています。騎乗したデムーロ騎手は「良い馬ですね。乗り味がとても良く、反応も良かったですし、馬ももっと走りたがっていました。心臓も出来ていると思います。息遣いも気になりませんでした」とのことで、西村真幸調教師は「久々にハードに追い切りましたが、流石という動きでしたね。3歳クラシックの頃と比較したら、まだ可哀想ですが、それでもと思える動きでした。デムーロ騎手は先約があるため中京記念には乗れませんが、それでも今朝の追い切りに跨ってくれました。いい感触だったみたいです。今日の追い切りで一段状態も上がるでしょう。後は、脚元に反動が出なければと思います。なお、来週の中京記念ですが、今のところギリギリで入る見込みと聞いています。ここまで来たので何とか出走させたいですね」とのことでした。




